2025年上半期もフリマアプリやトレーディングカード市場では便利さの一方で、様々な詐欺トラブルが報告されており、特に個人間取引を狙った様々な悪質な手口が横行しています。ここでは代表的なものと、最近特にトレーディングカード分野で目立っている詐欺事例を紹介します!
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※取引はご自身の判断で、自己責任のもと行ってください。
1. フリマアプリで増加する詐欺手口
すり替え詐欺
すり替え詐欺とは購入後、返品対応の際に「届いた商品が違う」と主張され、返送された商品の中身が異なっていたり、偽物が送られてくる手口です。特にフリマアプリの返品トラブルが増加傾向にあります。↓ 詳細・対策も含めて解説されています。
プロテクションタグや梱包動画による防止策
すり替え詐欺を防ぐため、出品前に商品を写真・動画で記録し、プロテクションタグ(一度切ると再利用不可のタグ)を使用する方法が有効です。これらを説明文に記載することで購入者への抑止力になります。
トレカ(トレーディングカード)詐欺の手口
以下は「トレカ詐欺」に関する2025年上半期の主な手口です(一部は2025年2〜3月の情報を含みますが、該当年の内容として参照可能です)。
手口 | 内容 |
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再シュリンク詐欺(リシュリンク詐欺) | シュリンク包装を剥がしてカードを抜き、再度シュリンクを付け直して未開封と偽る行為。フリマアプリやカードショップで確認が難しいため注意が必要です。 |
手口 | 内容 |
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オリパ詐欺(福袋詐欺) | ランダムで封入されたカードパック(オリパ)に傷カードや偽物が混ざっている、または騙されて購入してしまう詐欺です。「福袋」形式での販売も増加傾向。 |
手口 | 内容 |
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偽PSA詐欺 | PSA(カードの品質評価・鑑定)10レートを装って高額販売し、実際は印刷された紙や偽物が送られてくる手口。鑑定番号を公式サイトで検証することで対策できます。 |
手口 | 内容 |
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Amazon 1パック詐欺 | PSA(カードの品質評価・鑑定)10レートを装って高額販売し、実際は印刷された紙や偽物が送られてくる手口。鑑定番号を公式サイトで検証することで対策できます。 |
注意点・まとめ
・フリマ詐欺
返品・受領時に商品をすり替えられる「すり替え詐欺」が特に増えています。出品時には写真や動画で商品の状態を記録する、プロテクションタグを利用するなど、自衛策をとることが重要です。また、相手とのやり取りはアプリ内の公式チャットを利用し、証拠が残る形で進めましょう。
・トレカ詐欺
再シュリンク詐欺や偽PSA詐欺などは、カード市場特有の手口です。購入前には販売者の評価・レビューを確認する、公式の鑑定番号をチェックする、信頼できるカードショップや認定店舗を利用することが安全です。相場より極端に安い商品は疑うべきです。
・共通の注意点
1. 説明文を細部まで読む:Amazonやフリマで「1パックのみ」など、見落としやすい記載がある場合があります。
2. 高額取引は慎重に:数万円~数十万円のトレカは特に詐欺対象になりやすいため、信頼できるルートでの購入を心掛けましょう。
3. 取引履歴や証拠を残す:スクリーンショットやチャット記録は、万一のトラブル時に運営や警察への相談材料になります。
4. 怪しい出品者は即通報:早めに通報することで他の被害者を防ぐことにもつながります。
また、犯人の多くが20代から30代であることが確認されています。
犯人が20代から30代である背景には、デジタルネイティブ世代でSNSを活用しやすいこと、経済的な不安から違法行為に走るリスクが高いこと、そしてポケモンカードへの関心が高いことが挙げられます。これらの要因が重なり、この年代が詐欺に関与するケースが多いと考えられます。
引用元:警視庁Webサイト
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トレカ詐欺に気を付けよう!!
近年、トレカ詐欺が横行しています。
ネット通販やフリマアプリ経由で購入する際、詐欺に遭わないように注意!