フリマアプリ・メルカリは、誰でも気軽に取引できる便利なサービスですが、悪質な詐欺出品も後を絶ちません。
最近特に増えているのが、「出品画像と届く商品がまったく異なる”偽画像詐欺”」です。
偽画像詐欺では、そもそも説明欄ではないところ(タイトルの最後や商品タグ)に記載して正当性をアピールする手口も出現してきていますので注意が必要です。
詳しく解説すると、詐欺師は「記載しているから問題ない」と主張できるように、わかりにくい場所に小さく注釈を入れているのが特徴です。
最近はさらに巧妙化し、説明欄ではなく商品タイトルの最後や商品タグに「1P(1パック)」などと記載して正当性を装うケースも確認されています。
この記事では、実際の手口や被害事例、そして被害を防ぐための実践的な対策をわかりやすく解説します!
ポイント
- 画像は高額カード(例:PSA10のルチアSARなど)
- 説明欄やタグには「1P」や「画像の商品は付きません」と小さく記載
- 購入後は「書いてあるのだから詐欺ではない」と言い逃れ
以降は取引前に読んでおきたい商品説明欄のポイント、実際のメルカリ詐欺商品ページをまとめました!
※当サイトは転売や高額商品、偽物商品を購入することを推奨いたしません。
※取引はご自身の判断で、自己責任のもと行ってください。
メルカリで偽画像を使用した出品は違反行為
メルカリ公式でも、「商品の状態がわかる画像を掲載しないこと」を禁止行為としています。
本来であれば運営が違反出品として削除・利用制限できる行為ですが、現状では全てを取り締まりきれておらず、偽画像出品が多数残っているのが実情です。ヘルプセンター:商品の状態がわかる画像を掲載しないこと(禁止されている行為)

偽画像詐欺を防ぐための3つの対策
前述の通り、偽の画像を用意して詐欺師が説明欄のわかりにくいところに小さく注釈を入れる手口ですので偽画像を疑うこと、タイトルや説明欄をよく確認することが大切です。それぞれのポイントを押さえつつ解説とまとめをしていきます!
① Google画像検索で出品画像をチェック
まず一番大雑把に詐欺か否かふるいにかけるならば、出品画像がネットからの“拾い画”であれば要注意です。
Googleレンズを使えば、簡単に画像の出所を確認できます。この方法でネット上から拾ってきた拾い画かどうかで判断するのが一番簡単に見分けられますのでおすすめします!Googleの画像検索は以下の通りです。
- Android スマートフォンまたはタブレットで Google アプリ または Chrome アプリへ
- 使用する画像を含むウェブサイトに移動します。(メルカリの気になる商品ページなど)
- 画像を長押しします。
- [Google レンズで画像を検索] をタップします。
- 画面下部で、スクロールして関連する検索結果を見つけます。

対策② 商品ページをすみずみまで確認
次に商品ページをよく確認します。この時に見落としがちな場所はタイトルの最後や説明文のもっと見る以降、または商品タグの場所です。
具体的な内容としては「商品タイトルの最後に“1P”の文字」※1「もっと見る以降の説明文に”画像の商品ではありません”」もしくは「画像の商品の高確率パックをお送りします」などがあり、商品タグは「#1P」などの文言が入っていないかを確認しなければなりません。
見落としやすいのは以下の場所です:
- タイトルの最後(例:「ルチアSAR 1P」)
- 説明文の「もっと見る」以降
- 商品タグ(例:「#1P」「#サーチパック」)
最近は特に巧妙化しているので内容が非常にわかりずらくなっています。商品ページが意図的にわかりづらく書かれていると感じた場合にはトラブル回避のためにもその出品者と取引をしないことを推奨します。
※1:1Pとは(1パック)のこと
対策③出品者とやり取りして確認
出品者とやり取りの際、入手した経緯や何故手放すことになったのかなど、少し変わった角度で質問してみるのも良いかもしれません。
「入手経路」「なぜ出品するのか」を具体的に質問すると、詐欺出品者は回答を濁すことが多いです。
また、出品者の評価をチェックすることも忘れないようにしましょう!
購入する場合は、商品写真ページのスクリーンショットを必ず撮影するようにしてください。
万が一商品写真と異なるカードが届いた時、商品ページを削除されてしまう恐れがあります。
スクリーンショットを事前に撮影しておけば、運営に商品写真と現物の違いを伝えやすくなります。
実際にあった詐欺出品の例:ルチアSARの詐欺商品ページ
こちらは実際にメルカリで出品されていた詐欺商品ページになっています。
画像こそルチアのアピールSARになっていますが説明欄では「画像のルチアのアピールSARは付きません」「サーチパックです」「購入者都合でのキャンセルはいかなる理由でもお断りさせていただきます」などと書かれています。
このような偽画像を使用した商品はメルカリ運営に通報してしまいましょう!

まとめ
フリマアプリでの高額カード購入はリスクが伴います!偽画像を使用した商品も多く紛れていますので、画像やタイトル、説明欄などをよく確認し、不安を感じた際にはトラブル回避のためにもその出品者と取引をしないことを推奨します!
また新着記事更新のお知らせや注目の過去記事などはX(旧Twitter)のチーター刑事 特殊詐欺INFOで投稿していますので是非フォローをお願いします😸
トレカ詐欺に気を付けよう!!
近年、トレカ詐欺が横行しています。
ネット通販やフリマアプリ経由で購入する際、詐欺に遭わないように注意しましょう!