ランクマで「あと少しHPが残って逃げられた…」そんな悔しい思いをしたことはありませんか? 今回は、直近のオンライントーナメントで使用率5位・勝率51.52% を記録し、トレンド入りしている「クイタラン採用型」メガバシャーモデッキを紹介します。
従来のエンテイex型とは違い、ベンチ狙撃ができるクイタランを採用することで、逃げた相手を確実に仕留める”狩人”のような構築になっています。
最新デッキレシピ(クイタラン型)
Limitless TCGの上位入賞リストをベースにした構築です。

なぜ今「クイタラン」なのか?
以前は「エンテイex」をサブに据えるのが主流でしたが、今の環境ではあえて非exの「クイタラン」を採用するのがトレンドです。その理由と、エンテイを採用しないデメリットを解説します。
1. 「逃げた相手」を許さないスナイプ性能
これがエンテイexとの最大の違いです。 メガバシャーモの攻撃(120ダメ+やけど)を耐えてベンチに逃げた相手に対し、クイタランならベンチに逃げた瀕死の相手を1エネで直接狙撃できます。 わざわざ「ナツメ」を使わずとも、低コストで確実にサイドを取り切れる「詰め性能」が勝率に直結します。
2. 「負け筋」を減らすサイド管理
エンテイexは倒されると「2ポイント」取られてしまいます。 2枚目の壁役として使うことができません。対してクイタランは倒されても「1ポイント」。壁として捨てても痛手が少なく、相手にサイドレースでプレッシャーを与えられます。
⚠️デメリット:「エンテイ落ち」の痛み
もちろん良いことばかりじゃありません。エンテイexが抜けたことによる痛手もあります。
- 「壁」としての性能は皆無: クイタランは紙耐久です。進化事故を起こしている時に前に出すと、時間稼ぎどころか瞬殺されるリスクがあります。
- パワー不足: 目の前の敵を殴る火力は低いため、メガバシャーモが完成するまで「棒立ち」になる展開も…。
「安定と耐久」のエンテイか、「決定力とサイド管理」のクイタランか。今の高速環境では後者が優勢ですが、事故った時の保険がないことだけは覚悟しましょう!
大会データから見る「有利・不利」マッチアップ
「理論上は有利」とかよく言いますけど、実際どうなの?って思いますよね。 そこで今回は、数千戦にも及ぶオンライン大会データから『現場のリアルな相性表』を引っ張り出してきました!
「有利」な相手 (勝率 53%超え)
- vs 悪タイプ全般(メガアブソル / ダークライ)
- 勝率:53.74% (374戦)
- 相手がちまちまロックやハンデス(手札破壊)を狙ってる間に、こっちの超火力で盤面ごと吹き飛ばせるパターンが多いです。
- vs ジュナイパーex
- 勝率:53.74% (227戦)
- 草タイプは燃やしてしまいましょう。
「互角」な相手 (勝率 約50%)
ここが一番の驚きポイントでした。「水=無理」っていう常識、実は間違ってるかも?
- vs スイクンex / ゲッコウガex
- 勝率:49.78% (681戦)
- 弱点を突かれる水対面なのに、ほぼ五分です。
- 「スイクンex」がメインのデッキなら、クイタランで裏を突いたり、速攻でメガシンカを決めれば全然殴り合えます。「水だから即サレンダー」はもったいない!
- vs サザンドラ / メガアブソルex
- 勝率:49.76% (629戦)
- 今流行りのサザンドラとも、ほぼ互角の殴り合い。完全にプレイング勝負です。ここで勝てるかどうかが「腕の見せ所」って感じですね。
「不利」な相手 (勝率 47%以下)
ここは正直に言います。当たったら気合い入れてください。
- vs メガチルタリスex / イエッサンex
- 勝率:46.93% (799戦)
- 一番対戦数が多いライバルなんですが、負け越してます…。
- せっかく入れた「やけど」を回復されたり、高耐久で耐えられたりして、ジリ貧になりがち。
- vs ゲッコウガex / スイクンex(手裏剣メイン型)
- 勝率:36.90% (336戦)
- これだけは別格でヤバいです。 勝率3割台。
- 同じ水デッキでも「ゲッコウガ」が暴れるタイプだと、ベンチのアチャモやクイタランが狩られて進化できずに終わります。これが環境に多い日は、デッキを変えたほうがいいかも…。
まとめ
ただ殴るだけじゃなく、「やけど」によるスリップダメージと、「クイタラン」による狙撃を組み合わせた、非常にテクニカルで攻撃的なデッキです。
データを見ても、「ゲッコウガの水裏剣」以外なら、どのデッキとも戦えるポテンシャルがあることが証明されています。 「水タイプ来た、終わった…」と諦めず、クイタラン片手に強気に攻めていきましょう!
ぜひこの”焼き尽くす”快感を体感してみてください!
RMTに気を付けよう!!
RMT(Real Money Trading)は公式規約で禁止されています。
詐欺被害の危険性: 非公式な取引は詐欺のリスクが高いため、信頼できる相手との公式機能を利用したトレードを推奨します。
アカウント停止のリスク: 発覚した場合、アカウント停止や利用制限が科される可能性があります。
詐欺に関するリスクと対策
■詐欺の手口
「先送り」や「返金保証」などを口実に、トレードを持ちかけてくるケースがあります。特にRMTを絡めた詐欺では、現金先払いを求めた後、実際の取引を行わずに逃げるなどの手口が存在します。
■防止策
- 公式が定めたルール内でトレードを行い、現金などの実物を絡めた取引は絶対に避ける。
- 不審な取引やオファーには応じず、運営からの通知やガイドラインを必ず確認する。
- 詐欺被害が発生した場合は、速やかに運営に通報し、公式サポートからの対応を待つこと
トレカ詐欺に気を付けよう!!
近年、トレカ詐欺が横行しています。
ネット通販やフリマアプリ経由で購入する前にどのような手口があるか確認しましょう。





