【注意喚起】2022年トレカ関連の事件を振り返り!

注意喚起

お騒がせ系YouTuber、約4億円で買ったポケモンカードが偽物

2022年1月14日、米お騒がせ系YouTuberのLogan Paul(ローガン・ポール)が驚きの動画を公開した。動画タイトルは「偽物のポケモンカードで350万ドルを失った」

なんと350万ドル(約4億円)で購入した英語版「ポケモンカードゲーム」の初版、未開封BOXが偽物であることが明らかとなったという。ポケカ関連のニュースを扱うサイトPokeBeachはこの取引が詐欺である可能性を指摘。実際に届いた箱をTwitterに載せたところSNS上でもこのBOXは偽物ではないのかと疑う声が上がっていたようだ。

その後開封したところ、中身は「G.I.ジョー」のトレーディングカードだったという…。

世界的大流行を続けるポケモンカードだが、市場では模造品や偽物による詐欺も横行しているので、購入の際には細心の注意が必要だ。

チーター刑事では様々なトレカ詐欺事件について引き続き取り上げていくので個人取引の前に必ずチェックしてほしい!


ポケカ約1千枚の詐取で25歳男を逮捕

2022年1月上旬、札幌市中央区南十三条西、無職、坂下裕也容疑者(25)は出会い系サイトで知り合った男性のクレジットカード情報を悪用してポケモンカード約1千枚(約16万円分)をだまし取った容疑で逮捕された。

坂下容疑者は女性を装って出会い系サイトに登録し、そこで知り合った男性に「テレビ電話の通話料として必要」と嘘を言いクレジットカード情報を聞き出してポケモンカードを購入していたという。

坂下容疑者の余罪は他にもあり、2021年12月~2022年11月にかけて、同様の手口でポケモンカードや女性用衣類約200万円分をだまし取っていたとみて調査されている。

出会い系サイトを発端とする詐欺被害はトレカに限らず多く報告されているので、相手に不審な点が無いかよく警戒するようにしよう!


アメリカのカード販売業者から現金1200万円をだまし取った男が逮捕

2022年9月7日、スポーツ選手のトレーディングカードの取り引きでアメリカのカード販売業者から現金1200万円をだまし取ったとして名古屋市の男が逮捕された。

逮捕されたのは名古屋市西区の無職、中村真也容疑者(40)。中村容疑者は2021年4月にSNSで代理人を通じてアメリカのトレーディングカード販売業者に対してメッセージを送り、現金1200万円をだまし取った容疑で逮捕された。

サッカー選手とバスケットボール選手のカード2枚で2800万を提示し、被害者が先にカード一枚分(約1200万円)を振り込んだところ、いくら待ってもカードは届かなかったという。

中村容疑者は他にもSNSで何度も犯行を繰り返していたとみられ、警察はさらに取り調べを進めているという。


250万円でリーリエを落札したはずが、届いたのはピカチュウVMAX(280円)!?

2022年10月11日、ポケカ界隈で話題になったのは某オークションサイトでの高額詐欺だった。Twitter上で投稿者は「困ってます」というユーザー名で画像のような呟きを投稿。

なんと250万円でリーリエを落札したはずが、実際に届いたのはなみのりピカチュウVMAX(280円)

投稿者の当時のツイートはこちら(困ってます@Rq6Imf

そのあまりに悪質な詐欺内容はSNS上で即座に話題に。その後はツイート拡散の甲斐あってか、投稿の一週間後にはヤフオク運営側の公平な判断により 相手方の悪質さが認められ、 出品者アカウント停止及び決済キャンセルの実施に至り、投稿者には250万円が無事に返金され解決したという。

2022年はトレーディングカードの世界的大ブームに便乗した特殊詐欺がたくさん報告された。引き続き2023年もチーター刑事では様々な特殊詐欺を取り上げて詐欺撲滅に努めていくぞ!


トレカ詐欺に気を付けよう!!

近年、トレカ詐欺が横行しています。ネット通販やフリマアプリ経由で購入する前にどのような手口があるか確認しましょう。