人気BOXの個人販売を装ったPayPay詐欺師に注意！

ポケカや遊戯王など新弾BOXの購入が困難になってきている昨今、Twitterではその人気にあやかり「新弾BOX入荷につき購入者募集！」などと嘘をつき詐欺を働こうとしている犯罪者も潜んでいます。

主にPayPayでの振り込みを利用したBOX購入詐欺が散見されていますのでそのようなアカウントには要注意です！

今回はそのPayPayで振り込みさせたにもかかわらず、商品が送られてこないBOX購入詐欺の手口と対策について解説していきます。

実際に被害に遭ってしまった経験のある方も、記事の最後にPayPay詐欺被害に遭ってしまった際の相談窓口や弁護士機関への連絡先を記載していますので是非ご一読ください…！

注意事項

※当サイトは転売や高額商品、偽物商品を購入することを推奨いたしません。
※取引はご自身の判断で、自己責任のもと行ってください。

■ ツイートで購入者を募る！

詐欺師は匿名性の高いSNS/振り込み先を使い詐欺に及ぶ傾向があります。
Twitterでこのような投稿を見たことがある方も多いのではないでしょうか？

こちらのツイートで怪しいポイントは3つ。

カートンで購入している。BOXの画像(証拠)を送ると書いて信憑性を上げようとしているが空箱の可能性や再シュリンク品の場合がある
公式フリマアプリなどを挟まない、DMでの個人間取引にしようとしている
振り込み先としてPayPayを指定している

このようなアカウント(販売者)の個人間取引に応じてしまうと詐欺に巻き込まれる危険があるので安易に応募しないようにしましょう。

①カートン入手の証拠画像が嘘！？

トレカ詐欺師は自分の信憑性を高めるために「カートンを入手した」として画像をツイートしていることがありますが、実はカートンのBOX自体は誰でもごく簡単に入手することが出来てしまいます。

実際にメルカリでは下記のようにカートンの空き箱が大量に出品されています。
通常は不要なハズのカートン(箱)も購入されている為、Twitter等でカートン(箱)の画像があっても、すぐに信用してはしてはダメです。

② TwitterのDMで個人間取引することは危険！

TwitterのDMでの個人間取引は間に企業などの第三者機関を挟まないため様々な詐欺の温床となっているので要注意です。

トレカのBOX購入のつもりで、発送のために教えた住所氏名が「ダークウェブ」と呼ばれる犯罪者が利用するサイトで売買される危険性や、DMで不審なサイトのリンクと共に「ユーザー登録をお願いします。」とフィッシングサイトに誘導されるケースが存在します。

当サイトでは度々フリマアプリでトレカを購入する危険性に関して記事にしていますが、Twitterの個人間取引は、かなり危険性(トラブルに遭う確率)が高いです。

絶対に個人間での取引をしないよう気を付けましょう！

Twitterでのトレカ取引は危険！？

近年のトレーディングカードブームに乗じて詐欺が横行しています。今回はTwitterなどのSNSで多発している取引（交換）詐欺について解説！

③ 自分の判断でPayPay振込をしてしまったら返金不可！

支払いの際によくある詐欺の手口としては、BOXの購入金額をPayPayで送金したにもかかわらず、いつまで待っても品物が送られて来ず、そのまま詐欺師と音信不通になるパターンです。
※出品者からブロックされる/出品者がアカウントを削除した

この時、PayPayから返金対応をしてもらえないか？と考えてしまうところですが、PayPayの規約にある通り自身の判断で取引された利用分については、PayPayの補償制度の対象外となります。

その為、PayPayの補償申請フォームに問い合わせても返金してもらうことはできません。
では詐欺に遭っても泣き寝入りするしか方法はないのでしょうか…？次項でさらに解説していきます！

PayPay 補償制度に関する規約全文
PayPayを利用した身に覚えのない利用不正利用被害に遭われたかたへの補償制度について
PayPay 不正利用・詐欺対策
詐欺の手口とそれに対する対策について

■PayPayで詐欺に遭ってしまったら？

PayPayを利用した詐欺に遭ってしまった場合、相談可能な相談窓口はいくつかあります。
ただし警察へ問い合わせたとしても個人間取引でのトラブル(詐欺)は民事事件に相当するので少額の被害、ごく少数の被害者しかいないような場合、騙し取られたお金が返ってくる可能性はとても低くなってしまいます…。

ですが被害者多数、高額の詐欺被害額であることが分かれば警察から調査へ進展する可能性もありえるのでお金が全額返ってくることは難しくとも、罰することはできるかもしれません！

返金を強く希望する場合は弁護士に相談してみるのも手ではあるのですが、相談は無料でも被害調査に関してはお金がかかってしまうので、あらかじめ調査にかかる金額を調べて相談することをお勧めします！