最近、ポケカ等でPAS鑑定された商品と騙っている偽のPSA鑑定済みカードがメルカリ等のフリマサイトやSNSで出回っていると話題です。
本物の鑑定品に精巧に似せた商品から、存在しないIDを記載している商品、鑑定されたカードとは別のカードが封入されているなど様々です。
こういったPAS鑑定済みのカードの偽物の流通が増えたことにより、一部のカードショップでは偽物の買取の可能性があるとして、PSA鑑定をされた商品の買取をやめる動きも出てきています。
では、どういった偽物のPSA鑑定品が出回っているのか代表的なものを今回まとめてみました。
また別記事でPSAの鑑定方法と偽PSA詐欺の手口の詳細についてまとめていますので、こちらもご覧ください。
■鑑定シールのフォントやラベルが違う
PSAの鑑定シールがはられており記載されているIDも本物で、一見、本物と診断されたカードのように見えます。
しかし、よく見るとPSAで発行されている鑑定シールとは別のフォントが使用されており、本物に精巧に似せたPSA鑑定品の偽物です。
■正規の鑑定品とは異なるスラブケース
PSA鑑定後に封入するケースが本物と偽物でケースの色や形が違うものです。
偽物は本物と比較してケースの色が透明であったり、ケースの角の形が違う、突起物があるといったものがあるようです。
こちらも上記に記載したフォントが本物と微妙に異なっており、本物と比較しないと分からないレベルで作られています。
■カードが細工されている
上記の動画はPSA鑑定品と謳ってフリマアプリ等に出品されていたカードを購入し、鑑定品を開封した動画となります。
※鑑定品を開封すると、鑑定が無効になり再鑑定が必要となりますので、ご注意ください。
ケースを開封し商品を確認すると、精巧につくられた偽カードのシールがはられていたという事例です。
フリマアプリ等での商品紹介写真では真贋の判断が難しく、購入して初めて気づくトラブルが多いです。
その他にも、カードを2枚ケース封入し、密閉している偽物を販売しているケースもあります。
この商品は、購入した際にカードの厚み等で確実に判断できますが、画像等では判断が難しいです。
■まとめ
ここに挙げたものは、ほんの一例で偽物のPSA鑑定品には様々なものが存在しています。
偽PSA鑑定品の手口は巧妙になり、悪質さも際立ってきています。
フリマアプリやSNSなどの個人販売等からカードを購入するのはやめて、ご自身の信頼できるカードショップ(十店舗)で購入するようにしましょう。
■もし被害に遭ったら…
購入する前に、TwitterやYouTube、サイトでも注意喚起がされていることもあるので、事前に確認し詐欺などのトラブルに巻き込まれないよう注意しましょう。
もし詐欺に遭った場合は、購入したサイトの運営者や消費者庁などに相談をしましょう。
●メルカリ よくある質問
…偽物・非正規品と思われる商品が届いた場合
商品やサービスなど消費生活全般に関してトラブルがあった場合、以下の電話番号から、地方公共団体が設置している消費生活センターや消費生活相談窓口の案内を受けることもできます。
消費者ホットライン 188 / 03-3446-1623
トレカ詐欺に気を付けよう!!
近年、トレカ詐欺が横行しています。
ネット通販やフリマアプリ経由で購入する際、詐欺に遭わないように注意!