トレカ詐欺まとめ

ここに注意！ トレカをめぐるトラブルが急増

トレーディングカード詐欺（以降、「トレカ詐欺」と称する）とは、トレーディングカード（以降、「トレカ」と称する）を売買すると装って金銭等を騙し取る詐欺のことをいい、カードトレード詐欺とも呼ばれることもあります。

トレカはネットで買って大丈夫？被害の実態、そしてトラブルに巻き込まれないためにどういった詐欺があるのかについて紹介できればと思います。

トレカ詐欺のケース

①アプリを仲介せずに直接取引（口座振り込み）を提案される？！

～１ヵ月後～

……その後、いくら待ってもヤギくんの元へカードは送られてきませんでした。

メルカリなどのフリマアプリではアプリを仲介しない直接取引は禁止されています。
そのため今回のヤギくんのように詐欺をされてしまった場合、運営に解決してもらうことは難しくなってしまいます。
フリマアプリ内ではなく、SNSなどで個別やり取り・直接振込へ誘導される場合は警戒をしましょう。

メルカリで禁止されている行為

またこういった詐欺のケースは相場より低い金額を設定していたり、期間を短期に限定しており
ターゲットが渋ると「他の人へ売ります」など相手を焦らせるような文句で駆け引きを行ってきます。

②取引が成立したが、送られてきたものは偽物だった？！

～数日後～

……その後、出品者に連絡をしましたが連絡は取れなくなっていました。

今度は模造品での詐欺に遭ってしまったヤギくん。今回のケース、ケース１と異なり直接口座振り込みではなくアプリ内取引を行ったため、運営に問い合わせれば返金の希望は通るかもしれませんが…

確認せず受取評価をしてしまうと取引が成立したとみなされ返金されない可能性が高くなってしまいます。

詐欺に遭ってしまったら、まずはフリマアプリ・サイト運営に問合せ相談しましょう。
出品者が利用規約に違反していたり詐欺を行っている場合、証拠写真や経緯などを掲示の上で運営に相談すれば解決の糸口が見出せるかもしれません。

被害を防止するために…
誠実に取引する気であれば、まず断る理由がないといえることから、疑問点が解消されない、最低限の個人情報も出さないとなれば、取引は見送った方がよい！

• 相場であろうとなかろうと、トレーディングカードの現状の写真や取得した経緯などにつき疑問点があれば出品者に問い合わせる。
• 可能な限り氏名や住所・携帯番号などの個人情報も身分証付きで確認させてもらう。
• 相場より低い金額や、出品期間が短期に限定されている場合は慎重に吟味する。
• レアカードであればあるほど気をつけるべき。

出典:「オレオレ詐欺」(警察庁)(https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/case/oreore/)を加工して作成

他にはこんな詐欺も！？

被害を防止するために…
①オープンボイドで封印し、動画を撮る！
②取引時に仲介制度のあるフリマアプリを使う！
③そもそもフリマアプリを使わない！