【対策】フリマサイトでトレカ詐欺に遭わない為に気を付けるポイント

対策

遊戯王カードやポケモンカードといったトレーディングカードにおける高額カードを購入するにあたり、メルカリやヤフオフ!などといった個人間で行われるフリーマーケット取引において、詐欺に遭うといったトラブルが起きてしまうのが悩みの種ではないでしょうか。

悪意ではなく、お互いの認識違いといったことで起こるトラブルであれば、当事者同士で解決しようとするので問題にしなくてもいいのだが、悪意を持った「詐欺」といったケースがSNSとかでもよく目にするようになり目を見張るものがある。

きちんと注意して高額カード取引することで、できる限り詐欺を回避し、金銭トラブルにあわないようにするためにどうすべきかの対策をいくつか紹介したいと思います。

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巻き込まれる詐欺のパターンは?

対策を紹介する前に、そもそも個人間で行われるフリーマーケット取引において、どういった詐欺があるのかを一部紹介したいと思います。

  • メルカリ以外で直接取引を提案される

メルカリの取引では、代金を一旦メルカリがキープ、商品を購入者が受取って出品者を評価することで取引が完了し出品者にお金が入るようになっている。

これにより高い安全性が保たれるようになっており、購入者が商品を受け取れないと、出品者も代金を受けとることができないため、そもそも詐欺を行うことができない。

なので、高額カード取引に限らず、詐欺をしようとする人間はメルカリでの仲介をさせずに代金を直接口座に先払いするように進めてくる高額カード取引(直接取引)を提案されるパターン

  • 商品が未到着でも受取評価を求められる

これもメルカリにおいてになるが、前述したように、メルカリでは、購入者が受取評価を完了すると、出品者に入金がおこなわれるようになっている。

この仕組みを利用して、古典的ではあるが、例えば「急に親が入院することになったので、お金が早急に必要になっています。売上金を現金化したいから商品が届く前になんとか評価をつけてもらえないか」といったメッセージが届くこともある。

優しい方だと、これにシンパシーをかんじて、商品が届く前に評価を完了させてしまい、相手には売上金が入り、こちらには何も届かないといった商品が届いていないにも関わらず、受取評価をするように求められるパターン

  • 思っていたものとは違うものが届く、いわゆる偽物や不良品

実際に手元で確認できるのであれば、色が薄かったり紙質が違ったりと本物と比べれば違いは明らかなのですが、サイトやアプリを使用すると掲載されている画像だけでは判断するのが非常に困難かと思います。

そこを利用し、海外のコピー業者などから購入したコピー商品や、公式サイトやカードゲームショップにアップされているカードの画像からレアなカードをかき集め、それを印刷され偽物などが出品されています。

サイトやアプリで掲載されている画像では判断できず、上述にある偽物や不良品にも関わらず高額でカードを購入してしまうパターン

詐欺に遭わない為に気を付けるポイント

1.商品を購入する際は、出品者のプロフィールや評価を確認する。

トラブルにつながる恐れがあるため評価の悪い出品者には十分気をつけましょう。

評価の他にも、出品数が少なかったり急にトレカを出品しているなど、プロフィールに不審な情報がないかを確認することが大切です。

2.商品が届く前に受取評価はしない。届いた商品が購入したものと違う場合、受取評価はしない。

受取評価をしてしまうと、フリマアプリ側も商品の到着を判断することができません。必ず商品を受け取り中身や状態を確認してから受取評価をしましょう。

「商品が届かない」「購入したものと違う」「想定していた状態と違う」といった場合には、受取評価前に出品者とメッセージのやり取りをして状況を確認します。

うまく取引ができない場合にはフリマアプリの運営者消費者生活センターに相談しましょう。

3.相手に都合のいいメッセージには応じない。

「出品者の評価をしてくれたら、すぐに商品を発送する」「間違って発送通知を送ってしまった」「子どもが不調で発送ができないので少し待って」などの、メッセージに応じる必要はありません。

特に発送通知後は「発送通知から7日」「購入者が72時間以上メッセージを送っていない」の2要件を満たすと、出品者に自動で入金されてしまう可能性があります。

「追跡番号を教えて下さい」といったメッセージを送り、出品者への状況確認を怠らないようにしましょう。

4.サイト外での取引には応じない。

フリマアプリでの取引では、自社を介して商品代金を支払う仕組み(エスクローサービス)が備えられています。

サイト外での取引は、正当な取引手段から外れることになりますので応じてはいけません。

5.商品説明や商品画像をきちんと確認する。

長文で説明が書かれている場合は特に注意が必要です。細かい文言まで見落とさないように注意を払いましょう。

また、画像についても可能な限り以下のような偽物・模造品の特徴がないかを確認しましょう。

■ 紙質・色合いが異なる

■ 記載内容・スペルが間違っている

■ 輪郭がはっきりしない・カードのサイズが異なる

■ 裏面の印刷が異なっている

■ 文字のフォントや大きさが異なっている

まとめ

メルカリやヤフオク!といったフリーマーケット取引は、手軽に個人間取引ができるメリットがあるが、今回紹介した以外にも色々な詐欺やトラブルもあるので注意が必要です!

個人間での取引は絶対やめた方が良いとまでは言いませんが、全く知らない人と取引するわけですので性善説で取引するのではなく、最悪を想定してしっかりと対策を行うべきだと思います。

また、高額カードや未開封パックをオークション・フリマサイトにて購入する時は、最近だとYouTubeなど動画でもどういった詐欺があるのかや、その対策といった動画もたくさん上がっているので確認することも大事だと思います。

詐欺かも?と不安を感じたら、まず相談!

都道府県警察サイバー犯罪窓口
 …具体的な被害に遭った場合に連絡

消費者ホットライン(188 ※全国統一番号)/各地域の消費生活センター
 …商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せ、相談