【メルカリ】返品ガイドラインを改定!どんなときに適用される?出品者・購入者が知っておくべきポイントまとめ

注意喚起

2025年5月5日より、フリマアプリ「メルカリ」で新しい返品ガイドラインが適用されました。これは、購入者が「思っていたのと違った」「やっぱりいらなかった」といった個人的な理由で返品する行為を防ぐために、運営が新たに打ち出したルールです。がそのほか背景にあるのは「出品者保護」と「トラブル削減」なのでは無いでしょうか?

返品ガイドライン メルカリ 日本最大のフリマサービス
2025年4月21日 制定2025年5月5日より適用メルカリでは、出品者及び購入者間の合意がある場合を除き、購入者の都合による返品(※)は禁止しております。※購入者の都合による返品とは、出品者の行った商品説明に対し実際の商品に大きな瑕疵がな...

この記事では、返品ガイドラインの概要と、実際にどんな場面でこのルールが適用されるのか、また運営がこの項目を導入した背景を考察します。

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新しく適応された返品ガイドラインの基本方針とは?

まず明記されているのは以下の点です:

出品者および購入者の合意がある場合を除き、購入者都合による返品は原則禁止。

つまり、「気が変わった」「サイズが合わなかった」「イメージと違った」といった購入者都合の返品は、出品者の同意なしには基本的に認められないということです。

🚫 購入者都合とみなされる返品理由の例(ガイドライン記載)

  • 商品が不要になった
  • 送料負担を見落としていた(着払いなど)
  • 実寸サイズの誤差
  • イメージと違った
  • においがある
  • その他、事務局が「購入者都合」と判断する内容

よくある例と運営の見解(公式より抜粋)

メルカリの公式ヘルプでは、以下のようなケースを「購入者都合」として具体的に挙げています。

サイズ

数mm〜数cmの誤差は「中古品では避けられない」とし、返品対象外と明記。
➡ 購入前にコメントなどでしっかり確認を!

イメージの違い

「写真と実物の印象が違った」はNG。
➡ 出品者の写真&説明を読み込み、想像と現物との差は自分で見極める必要あり。

使用感・汚れ・におい

中古品にある程度の劣化やにおいがあるのは当然とする立場。
➡ 出品者はあらかじめ明記する義務あり。購入者も神経質すぎる返品要求は通らない。

色味・日焼け

スマホの画面・照明などにより色味の印象が異なるのは「誤差」とみなされる。
➡ 「色が思ってたのと違う」は返品理由にならない。

このルールが適用されるのはどんなとき?

実際のトラブルでこのガイドラインが適用される場面は以下のようなケースです。

  • 「イメージと違うので返品したい」と申し出たが、商品説明や写真に問題がない
  • 出品者が状態を丁寧に記載していたにもかかわらず、「においが気になる」として返品を求めた
  • 着払いで届いたことに不満を感じて返品希望(説明に記載済み)

このような場合、運営は「購入者の都合による返品」と判断し、出品者保護の立場に立つ可能性が高いです。

運営がこのガイドラインを設けた理由とは?

背景にあるのは「出品者保護」と「トラブル削減」?

近年、メルカリでは“気軽な返品申請”が増加し、出品者の負担(送料・手間・精神的ダメージ)が大きな問題となっていました。

また、返品理由が主観的すぎるケース(例:匂い・色味など)は対応に個人差があり、トラブルの温床になりやすいという背景も。

これらを踏まえ、あらかじめ「購入者都合」の定義を明確にし、感情的なすれ違いを減らす意図があると見られます。

ユーザーとして注意すべきポイント

出品者の場合

・商品状態の説明は誠実かつ丁寧に記載すること
・特に中古品のキズやにおい、色味などは積極的に明記

購入者の場合

・購入前の確認(サイズ・状態・配送条件)を怠らないこと
・感覚的な「思ってたのと違う」は返品理由にならない

✔︎ 問い合わせ先まとめ

●メルカリの問い合わせ先は公式ウェブサイトから問い合わせる

●メルカリ運営にメールで問い合わせる(サポートチーム宛)support@mercari.com

●日本資金決済業協会の相談窓口に問い合わせる( 03-3556-6261 )

まとめ

お互いの安心のために

今回の返品ガイドラインは、一方的な返品要求を防ぎ、出品者・購入者双方のトラブルを減らすための仕組みです。
購入者は「フリマで買う以上、自分の責任で確認する意識」、出品者は「不安を減らすための誠実な情報提供」が求められます。

トラブルを未然に防ぎ、気持ちのいい取引を続けていくためにこのガイドラインは今後ますます重要になりそうです。

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