近年のポケカ、遊戯王などトレーディングカードゲームブームで、メルカリやラクマなどのフリマアプリやTwitterなどのSNSでの個人間取引などが活発に行われるようになりました。
しかしトレーディングカードゲームブームで新しいカードショップができたり、フリマアプリやSNSでの個人間取引などでカードを購入する方法が増えたものの、人気のカードやレアリティの高いカードの価格が高騰し、相場とはかけ離れたている明らかにおかしい値段での取引や実際のカードと違うなど人気カードやシリーズを利用した詐欺も横行しています。
最近ではTwitterを利用しての個人間取引でトレカ詐欺を行い、犯人が警察に捕まった等のトレカ詐欺に関するニュースがよく聞かれるようになりました。
今回は、もしトレカ関連の詐欺にあった際の対応をまとめてみました。
もしもトレカ詐欺にあってしまったら
もしフリマアプリやサイト、SNS等の個人間で購入したカードでトレカ詐欺にあってしまった場合、下記のことを念頭に対策をとるようにすることが大切です。
① 評価ボタンを押さない
評価ボタンを押さないこととは、評価を押すと、取引が成立したとみなされてしまう可能性があるからです。
相手は代金の引き出しも可能となるため代金の回収はほぼ不可能となってしまいます。
中には評価を押せば返品に応じると嘘を言う悪質な出品者もいるの気を付ける必要があります。
② 写真(動画)を撮影しておく
できるなら商品の梱包や開封から証拠として写真や動画を撮影をしましょう。
これは商品の購入者だけではなく、出品者にも当てはまる大切な行動といえます。
出品者は梱包時の動画を撮影やオープンボイドのテープを貼るなどの対策をし、購入者は購入し届いた商品が販売サイト等に掲載されているものと違う場合は、この写真(動画)撮影を行うことで、客観的な証拠として返金・返品対応や運営事業者に交渉をお願いする際に大切な証拠となります。
③取引相手との交渉、運営(事業者)と交渉する
最初は返品取引相手と交渉、決裂した場合は、相手ではなく運営事業者と交渉するようにしましょう
個人間での交渉が決裂した場合、相手側が悪意を持った出品者の場合、キャンセルに自発的に応じることはほぼないといえます。その為、運営事業者に介入してもらった方が早期解決する場合がございます。
その為にも、客観的な証拠が必要になってきます。
高額商品の取引時、出品者側なら梱包時の動画を撮影、購入者側なら開封時の動画を撮影すると証拠として有用性があります。
またSNS等でやり取りをしている場合は、この交渉過程のスクリーンショットを撮影しておく事を忘れずに行いましょう。
それでも解決しない場合は?
上記の方法をもってもトラブルが解決しない場合は、以下の方法をとるように行動しましょう。
運営事業者との交渉が長引きそうであれば、消費者センターへ連絡する
運営事業者との交渉が長引きそうであれば、消費者センターへ連絡をしましょう。
消費生活センター自体はカードについての専門性は持たないものの、消費者(購入者)には助言を行い、場合によっては運営事業者には処分・指導等を行ってくださいます。
殆どの場合有益なアドバイスと相談した記録が残り、運営事業者に対して一定の圧力となります。
残念ながら警察は基本的に民事不介入のため相談しても無駄になる場合が多いです。
念頭に入れておいてください。
フリマサイトは、個人間取引である為、事業者と消費者の取引でない限り特定商取引法はで定めらているクーリング・オフ制度は適用できませんのでこちらもご注意下さい。
商品やサービスなど消費生活全般に関してトラブルがあった場合、以下の電話番号から、地方公共団体が設置している消費生活センターや消費生活相談窓口の案内を受けることもできます。
消費者ホットライン 188 / 03-3446-1623
まとめ
フリマアプリやSNS等でカードを購入する場合は、低評価の出品者や詳細な説明がない等、なによりもまずは怪しいと思った商品は購入しないようにすることが大切です。
もしフリマアプリやSNS等でカードを購入トレカ詐欺にあった場合の対処につきましては、交渉材料を増やすべくなるべく写真や動画などわかりやすい証拠を残すことを心がけましょう。
返金・返品交渉は個人で下手に行うことようなことはなるべくせず、商品を取り扱っているプラットフォーム事業者に連絡をしましょう。また消費者センターに連絡をすれば、交渉やトラブルに関するアドバイスをもらうことも可能です。
トレカ詐欺の被害にあわないためにも、もし欲しいカードがあった場合はカードショップなどの信頼のできる場所で購入しましょう。
トレカ詐欺に気を付けよう!!
近年、トレカ詐欺が横行しています。
ネット通販やフリマアプリ経由で購入する際、詐欺に遭わないように注意!