怪しい出品者チェックリスト10項目|詐欺に遭わないための必須知識【トレカ向け】

注意喚起

フリマアプリやネットでトレカを購入するとき、「この出品者、本当に大丈夫かな…?」と不安に思ったことはありませんか?
特に高額商品のやりとりでは、少しの見落としが大きなトラブルにつながる可能性もあります。

この記事では、トレカ取引における詐欺やトラブルを避けるために役立つ「怪しい出品者を見抜くチェックリスト10項目」を項目によっては画像や参照元をつけてわかりやすく解説します。

具体的にチェックしたい項目があれば、下の目次から直接確認してください!

① 明らかに相場より安すぎる価格設定

トレカ市場では、人気商品や限定品が「定価以下」で売られていることはまずありません。たとえば、定価5,000円のBOXが2,000円で出品されていれば、レア抜き・再シュリンク・偽物のいずれかを疑うべきです。

とくに「新品未開封」「シュリンク付き」と記載されているにもかかわらず、相場より極端に安い場合は警戒を。初心者を狙って「お得感」で引き寄せ、開封後にレアが一枚も入っていなかったという被害報告も数多くあります。また画像のような手口の商品も混ざっている可能性があるため要注意です…!

② 商品説明が極端に短い or 曖昧な表現ばかり

「詳細は写真でご確認ください」「ノークレーム・ノーリターンでお願いします」といった曖昧な記述のみの場合、商品の状態に自信がないか、トラブルを事前に避ける意図が感じられます。

誠実な出品者は、カードの状態(傷、白かけ、擦れなど)や開封の有無、保管環境などを丁寧に記載しています。説明が少ない=責任を取りたくない出品者と見て、慎重に判断しましょう。

③ プロフィールに「返品・返金対応しません」などの記述

「返品・返金は一切受け付けません」「神経質な方は購入ご遠慮ください」など、トラブル発生時に責任を負わないというスタンスが見える場合は注意が必要です。

本来、取引トラブルは出品者・購入者双方が誠実に対応するべきもの。それを一方的に拒否するというのは、何かしら後ろめたい点がある可能性もあります。

④ シュリンク付きと記載しつつ、写真で確認できない

「新品未開封(シュリンク付き)」と書かれているのに、肝心のシュリンク部分が写っていないケースは要注意です。最近では再シュリンク詐欺が横行しており、一度開封されたBOXを家庭用の熱圧着機などで再包装し、未開封として売る手口が問題視されています。

写真には必ず、遊戯王などでは公式ロゴが入った正規のシュリンクが映っているかをチェックしてください。実際の遊戯王のシュリンクロゴは下記の記事で撮影していますので、実物をご覧になりたい方は確認してください!

⑤ 評価数が極端に少ない or 低評価が多い

評価が「0〜5件」程度しかない新規出品者や、「悪い」「普通」の割合が多いアカウントは、取引実績が浅いか、過去にトラブルを起こしている可能性があります。

また、「非常に悪い」の内容が「写真と違う商品が届いた」「傷の記載がなかった」などの場合、過去にも不誠実な対応をしている可能性が高いです。取引前に必ず、過去評価の内容を必ず確認しましょう。

⑥ 発送元情報が毎回違う、または都道府県が記載されていない

一つのアカウントからの出品なのに、出品ごとに発送元地域が異なる場合、他人の住所を使っているか、複数のアカウントを運用している組織的な転売者の可能性もあります。

さらに、「発送元の地域」が未設定のままの商品には、メルカリやラクマでも注意マークが出ることがあります。個人として取引しているのであれば、発送元は一貫しているのが自然です。

⑦ 写真が少ない・画質が悪い・拾い画像を使っている

商品ページに1枚しか画像がなく、それもぼやけている・暗い・全体が見えないといった場合は、購入者に状態を正確に伝える意志がないと考えられます。

さらに、Google画像検索などで他サイトから転載された画像が使われていることもあります。これは偽造カードや詐欺出品でよく見られるパターンです。
画像の出所をチェックするだけで、大きな被害を防げることもあります。メルカリの商品ページからGoogle画像検索をする手順は下記の記事で紹介しています。

⑧ 発送方法が未記載 or 追跡なしの発送を選択

普通郵便や定形外郵便など、追跡・補償のない発送方法しか対応していない出品者には要注意。万が一、商品が届かなかった場合や、中身が違った場合でも、出品者が「発送した」と主張すれば証明ができません。

安心なのは「らくらくメルカリ便」や「ゆうパケットポスト」など、匿名配送&追跡ありの方法。出品者が追跡ありを避ける理由が不明な場合、慎重な判断を。

⑨ コメントへの返信がない or 質問に曖昧な返答

購入前に「カードの裏面に傷はありますか?」「シュリンクは公式のものですか?」と質問しても、返答がなかったり、はぐらかされたりする場合は要注意です。

誠実な出品者は、疑問に丁寧に答えることで安心感を与えてくれます。返信がない出品者は、トラブル時にも誠実な対応を期待できない可能性があります。2025年3月末にもこういった案件は三件されていますので注意が必要ですね…!

⑩ 同一商品を大量に出品している

同じBOXやカードを10個以上出品している場合、偽物や再シュリンク品を業者的に販売している可能性が高いです。

特に、ポケカやワンピースカードのような人気商品の場合、公式販売ルートでは大量購入が難しいため、不自然な在庫数は警戒材料になります。商品ページに「在庫あります」などの表記がある場合も注意しましょう。

✔︎ 問い合わせ先まとめ

●メルカリの問い合わせ先は公式ウェブサイトから問い合わせる

●メルカリ運営にメールで問い合わせる(サポートチーム宛)support@mercari.com

●消費者ホットライン 188 / 03-3446-1623

まとめ

フリマサイトは便利。でも「見抜く目」も大切!フリマアプリは便利で手軽に使える反面、知識がないと簡単に詐欺被害に巻き込まれてしまうリスクもあります。

この記事で紹介した10のチェックポイントをぜひ活用しください!安全な取引になりますように。

もトラブルに遭ったら、すぐに問い合わせ・相談を行い、冷静に対応しましょう!

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トレカ詐欺に気を付けよう!!

近年、トレカ詐欺が横行しています。
ネット通販やフリマアプリ経由で購入する前にどのような手口があるか確認しましょう。